2007年04月15日
アイシングって良いの?
最近の疑問です。
アイシングって良いの?
テニスエルボー、ひざの痛み、椎間板ヘルニアをはじめとする腰痛。
一般テニスプレーヤーと言えども、
これら関節系の怪我とはいつ向き合わないといけなくなるかも知れません。
テニスエルボーの人が、プレイ後にアイシングをしている光景をしばしば見受けます。
でも、アイシングって良いのでしょうか?
素人考えで単純に考えると、
怪我の治癒を目的とした場合、
適度に暖めて、血行を良くして、
新陳代謝を高めることが有効なはずです。
逆に冷やせば、血行の流れは悪くなり、代謝は低下し、
治癒は遅くなるかと思います。
なんで、アイシングがいいのでしょう?
以下、国立スポーツ科学センターHPより抜粋です。
冷却により血流を低下させ、(1)損傷組織の代謝を減らすことで二次的な組織の低酸素状態と浮腫の量を減らす効果があると考えられている。また同時に神経の活動を下げ、痛みを緩和する効果についてもいわれている。
このほかにも冷却により筋や靱帯・腱といった軟部組織の粘弾性を変化させ、外力が加わってもこれらの支持組織が伸びにくくなるといった報告もある。運動により関節の温度が上昇すると関節の支持組織である靱帯が伸びやすくなり、関節が不安定になりやすいのだが、関節内温度を下げることにより靭帯の粘弾性が上がり、靱帯が伸びにくくなる。
外傷以外でのコンディショニングでは、運動で筋温が上がっている筋肉を冷却することで、筋が収縮しやすくなり発揮筋力が増大するということも報告されている。
中略
アイシングやクーリングの生理学的効果については科学的に研究されて普及してきたが、決してアイシングで組織が治癒するわけではないことを念頭におく必要がある。外傷後には段階的なリハビリが必要であって、不十分な治癒でアイシングして痛みを感じなくして競技に復帰することは当然避けなければならない。
うーん、痛み止めと、ダメージを受けている周辺の低酸素状態を抑えることが目的のようですね。
肝心な主損傷組織は変わらないって事ですね。
冷却により筋や靱帯・腱といった軟部組織の粘弾性を変化させることについては、
私もプレイの合間に水道水を手ですくって、
腿から膝にかけて塗りたくると、
水の蒸発熱による冷却のせいか、かなり楽になるので、
納得が行きます。
どちらにしても、やはりアイシングで怪我が治ることは無いようですね。
野球のピッチャーが登板後、アイシングをしている様子がまれにテレビ中継で流れますが、
昔、稲尾投手をはじめ、200勝投手が多く出現していた
時代にはアイシングなんて無かったはずですよね。
(野球の質、登板回数、レベルの変化も重要なポイントですが)
私のあくまで個人的な結論としては、
アイシングは痛み止めの要素が強く、
もしやるとしても、10分程度で、
氷でする必要は特にないと思います。(多分、水でも可)
それよりも、プレイ中に関節周りを適度に冷却し、
過度に関節が柔らかくなり過ぎないように心がけることが
重要だと思います。
エルボーになってしまったならば、
ゆっくりと暖めて、代謝をあげて、
損傷部位の修復のためにタンパク質やアミノ酸(BCAA)等を摂取して、
まず、治癒に専念することが大事だと思います。
テニスそのものをしなくとも、下半身関連のトレーニングさえしておけば、
復帰後、もとのレベルまで戻すことは比較的容易だと思います。
また、違う視点として、軽度で長期的な怪我の場合は、
上手く付き合う方法を、
スイングの改造、練習内容の変更、身体のケアなどで、
包括的に考える必要がありそうですね。
あくまで、一般プレーヤー、医療に関しては全くの素人の考えですが何かの参考になれば。
その他、ご意見等あれば、是非。
アイシングって良いの?
テニスエルボー、ひざの痛み、椎間板ヘルニアをはじめとする腰痛。
一般テニスプレーヤーと言えども、
これら関節系の怪我とはいつ向き合わないといけなくなるかも知れません。
テニスエルボーの人が、プレイ後にアイシングをしている光景をしばしば見受けます。
でも、アイシングって良いのでしょうか?
素人考えで単純に考えると、
怪我の治癒を目的とした場合、
適度に暖めて、血行を良くして、
新陳代謝を高めることが有効なはずです。
逆に冷やせば、血行の流れは悪くなり、代謝は低下し、
治癒は遅くなるかと思います。
なんで、アイシングがいいのでしょう?
以下、国立スポーツ科学センターHPより抜粋です。
冷却により血流を低下させ、(1)損傷組織の代謝を減らすことで二次的な組織の低酸素状態と浮腫の量を減らす効果があると考えられている。また同時に神経の活動を下げ、痛みを緩和する効果についてもいわれている。
このほかにも冷却により筋や靱帯・腱といった軟部組織の粘弾性を変化させ、外力が加わってもこれらの支持組織が伸びにくくなるといった報告もある。運動により関節の温度が上昇すると関節の支持組織である靱帯が伸びやすくなり、関節が不安定になりやすいのだが、関節内温度を下げることにより靭帯の粘弾性が上がり、靱帯が伸びにくくなる。
外傷以外でのコンディショニングでは、運動で筋温が上がっている筋肉を冷却することで、筋が収縮しやすくなり発揮筋力が増大するということも報告されている。
中略
アイシングやクーリングの生理学的効果については科学的に研究されて普及してきたが、決してアイシングで組織が治癒するわけではないことを念頭におく必要がある。外傷後には段階的なリハビリが必要であって、不十分な治癒でアイシングして痛みを感じなくして競技に復帰することは当然避けなければならない。
うーん、痛み止めと、ダメージを受けている周辺の低酸素状態を抑えることが目的のようですね。
肝心な主損傷組織は変わらないって事ですね。
冷却により筋や靱帯・腱といった軟部組織の粘弾性を変化させることについては、
私もプレイの合間に水道水を手ですくって、
腿から膝にかけて塗りたくると、
水の蒸発熱による冷却のせいか、かなり楽になるので、
納得が行きます。
どちらにしても、やはりアイシングで怪我が治ることは無いようですね。
野球のピッチャーが登板後、アイシングをしている様子がまれにテレビ中継で流れますが、
昔、稲尾投手をはじめ、200勝投手が多く出現していた
時代にはアイシングなんて無かったはずですよね。
(野球の質、登板回数、レベルの変化も重要なポイントですが)
私のあくまで個人的な結論としては、
アイシングは痛み止めの要素が強く、
もしやるとしても、10分程度で、
氷でする必要は特にないと思います。(多分、水でも可)
それよりも、プレイ中に関節周りを適度に冷却し、
過度に関節が柔らかくなり過ぎないように心がけることが
重要だと思います。
エルボーになってしまったならば、
ゆっくりと暖めて、代謝をあげて、
損傷部位の修復のためにタンパク質やアミノ酸(BCAA)等を摂取して、
まず、治癒に専念することが大事だと思います。
テニスそのものをしなくとも、下半身関連のトレーニングさえしておけば、
復帰後、もとのレベルまで戻すことは比較的容易だと思います。
また、違う視点として、軽度で長期的な怪我の場合は、
上手く付き合う方法を、
スイングの改造、練習内容の変更、身体のケアなどで、
包括的に考える必要がありそうですね。
あくまで、一般プレーヤー、医療に関しては全くの素人の考えですが何かの参考になれば。
その他、ご意見等あれば、是非。
アイシングで怪我が治らないのは当たり前なのですね。
怪我をしたときに整骨院等で湿布薬などを処方してもらうように、
「アイシング自体に治癒の効果がある」という勘違いを私がしていたことから
この記事を書きました。
また、私自身がアイシングを必要と思うほど、運動していないことも、
一因です。
アスリートとしてスポーツを行うような人には有効なのですね。
週末のみの一般プレーヤーレベルでもアイシングは有用なのでしょうか?