2008年03月14日
偽装と欲望
最近、○○偽装といわれる事件、ニュースが頻発していますね。
まず、初めに偽装は、
法により定められた基準に対して、
偽りの表示、偽りの品質で製品を売る。
それ自体は決して許されることではないと理解してます。
それに偽装をした人、企業もそれは十分に理解していたと思います。
それなのに、なぜ、偽装はなくならないのでしょう?
いくつか例を挙げてみます。
この問題の発端となったマンション耐震偽装では、
駅近物件で、占有面積100m2以上でありながら、
その価格は市場価格よりも、ありえないほど格安であったと聞きます。
また、年賀はがきの再生紙使用偽装では、
郵政省のはがきの白さへの要望が高く、
再生紙の配合量が基準以上では到底、到達できないレベルであったと聞きます。
商いの世界には、
カスタマーサティスファクション(CS)という言葉があります。
そのままですが、顧客を満足させる製品を作り提供しようという考えです。
顧客の要望に応えるために、末端企業が高いハードルを設置する。
その高いハードルを越えるために、その川上メーカーは必死に努力をする。
しかし、そのハードルが高すぎるだけでなく、納期に追われ、超えてはならない一線を越えてしまう。
冒頭に述べたように、偽装は許されることではありません。
しかし、その偽装の原因の一つに、
『過度な品質を安価に、安易に求めすぎる消費者』
があると思えてなりません。
人の欲望は飽くなきもの。
ですが、その欲望と
人の知恵が超えられる壁の高さには大きなギャップがあり、
それゆえに世の中に歪が生じている。
信じられないと嘆く前に、
本来のあるべき品質と価格について理解を深めるべきではないでしょうか?
まず、初めに偽装は、
法により定められた基準に対して、
偽りの表示、偽りの品質で製品を売る。
それ自体は決して許されることではないと理解してます。
それに偽装をした人、企業もそれは十分に理解していたと思います。
それなのに、なぜ、偽装はなくならないのでしょう?
いくつか例を挙げてみます。
この問題の発端となったマンション耐震偽装では、
駅近物件で、占有面積100m2以上でありながら、
その価格は市場価格よりも、ありえないほど格安であったと聞きます。
また、年賀はがきの再生紙使用偽装では、
郵政省のはがきの白さへの要望が高く、
再生紙の配合量が基準以上では到底、到達できないレベルであったと聞きます。
商いの世界には、
カスタマーサティスファクション(CS)という言葉があります。
そのままですが、顧客を満足させる製品を作り提供しようという考えです。
顧客の要望に応えるために、末端企業が高いハードルを設置する。
その高いハードルを越えるために、その川上メーカーは必死に努力をする。
しかし、そのハードルが高すぎるだけでなく、納期に追われ、超えてはならない一線を越えてしまう。
冒頭に述べたように、偽装は許されることではありません。
しかし、その偽装の原因の一つに、
『過度な品質を安価に、安易に求めすぎる消費者』
があると思えてなりません。
人の欲望は飽くなきもの。
ですが、その欲望と
人の知恵が超えられる壁の高さには大きなギャップがあり、
それゆえに世の中に歪が生じている。
信じられないと嘆く前に、
本来のあるべき品質と価格について理解を深めるべきではないでしょうか?
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