2006年08月01日
軟式テニスに関する誤解(バックハンド)
私はあまり軟式テニスをよく知りません。
それをご承知の上でこの記事をお読みくださるようお願いします。
私はいままで、軟式テニスから硬式テニスに流用できる技術は
フォアハンドストロークのみと思っていました。
実はそうではないようです。
先日のレッスンでオドロキの光景を目の当たりにしました。
ほぼ軟式のバックハンドスイングのまま、
硬式のラケットで、硬式のボールをハードヒットできる人がいたのです。
軟式のバックハンドは、軟式の軽いボール、ラケットでしか打てないと思っていましたが、
実際には、ある程度腕力があって、
打点を正確に取る技術があれば、軟式バックハンドは
硬式でも十分に使える可能性があるようです。
そういえば、97年の全仏チャンピオンのクエルテン、
94年の全仏準優勝者ベラサテギも
軟式のような握りでバックハンドを打ってましたね。
ボレーに関しては、
どの雑誌を見ても軟式ボレー(ウエスタングリップでのボレー)は
グリップチェンジのために無理と書いてありますが、
ひょっとしたら、腕力と腕の柔軟性次第で、
ウエスタングリップでのワングリップボレーも通用するのでは?と思いました。
さすがにボレーは無理なのでしょうか?
少なくとも、私には無理そうです。
それをご承知の上でこの記事をお読みくださるようお願いします。
私はいままで、軟式テニスから硬式テニスに流用できる技術は
フォアハンドストロークのみと思っていました。
実はそうではないようです。
先日のレッスンでオドロキの光景を目の当たりにしました。
ほぼ軟式のバックハンドスイングのまま、
硬式のラケットで、硬式のボールをハードヒットできる人がいたのです。
軟式のバックハンドは、軟式の軽いボール、ラケットでしか打てないと思っていましたが、
実際には、ある程度腕力があって、
打点を正確に取る技術があれば、軟式バックハンドは
硬式でも十分に使える可能性があるようです。
そういえば、97年の全仏チャンピオンのクエルテン、
94年の全仏準優勝者ベラサテギも
軟式のような握りでバックハンドを打ってましたね。
ボレーに関しては、
どの雑誌を見ても軟式ボレー(ウエスタングリップでのボレー)は
グリップチェンジのために無理と書いてありますが、
ひょっとしたら、腕力と腕の柔軟性次第で、
ウエスタングリップでのワングリップボレーも通用するのでは?と思いました。
さすがにボレーは無理なのでしょうか?
少なくとも、私には無理そうです。
2006年07月02日
ボレーのテイクバック
ボレーの時、テイクバックを大きくとってしまう癖が抜けません。
前で、ラケット越しにボールを見るように、
前に構えて、姿勢を低く取って、踏み込めば
上手くいく。
それはわかっていても、
気がつくと、引いている。
そして、バックアウトを量産。
こんな癖の矯正法があったら、
ぜひ教えてくださいませませ。
前で、ラケット越しにボールを見るように、
前に構えて、姿勢を低く取って、踏み込めば
上手くいく。
それはわかっていても、
気がつくと、引いている。
そして、バックアウトを量産。
こんな癖の矯正法があったら、
ぜひ教えてくださいませませ。
2006年06月16日
スライスサーブ
スライスサーブについてはインターネット上で
「スライスサーブ」で検索するだけで、いろいろなサイトが見つかります。
そちらの方が詳しいとは思いますが、私なりに書いて見ます。
スライスサーブは身体的にも、技術的にも、やさしいサーブです。そのため、最近テニスを初めた、もしくは再開した人にオススメのサーブです。
本当にすぐに回転のかかったサーブを打つことができます。
スピンは腰に、フラットは肘に大きな負担がかかりますが、
スライスはこれらのように体への大きな負荷がかかりにくいサーブです。
人間の腕は本来、横に向かってついています。
(たしか、どこかのブログに書いてあったような?)
そのため、腕を耳につけて振りおろすとき、横側に振り下ろすのが一番素直な形なのだそうです。
スライスサーブはこの腕を横に振り下ろす動作が基本です。
スピンも、フラットも腕を振り下ろす方向は基本的に体の前方向に振り下ろします。
では、技術的な部分に関してですが、
0.グリップはコンチネンタルグリップもしくはフォアハンドイースタン。
スタンスはスクエアかもしくは若干クローズドにかまえる。
1.トスを上げる位置は左手を肩から30度くらい上げた時の手のひらの真上。
要は工夫なしで素直に上げてください。
2.ボールの右側をりんごの皮をむくイメージでインパクト。
3.フォロースルーは左脇向かってに振り抜く。
回転をかけるサーブのため、フラットを打ったときのしっかりとあたる打感ではなく、「ジョリッ」っといった感じのこする打感になるはずです。
以下にトラブルシューティングについて並べます。
1.ネットが多い。
トスをもう少し、コートに向かって後ろ側に上げる。
2.オーバーが多い。
トスをもう少し、コートに向かって前側に上げる。
3.サイドアウトが多い。
インパクトの時、体が前を向きすぎています。
もう少し右肩を残して見てください。
4.回転がかからない
振りぬく方向を意識的により横向きにかえる。
以前書いたスピンサーブに比べると、
随分チェックポイントが少なく、易しいと思います。
ファーストとセカンドも、振りぬき方向を少し変えて、スピードと回転量のバランスを換えるだけで両方とも振りぬいて打てます。
軟式経験者や、まだ力の無いジュニアにとってフォアの厚いグリップはいつもフォアで使っているため、なんだか安心感のあるグリップかもしれません。(私も最初はそうでした)
フォアハンドイースタンより厚いグリップでも、確かにスライスサービスは打てます。
しかし、振りぬいたときに、手首に大きな負担がかかり、そのまま続けると手首の腱を伸ばす恐れがあるため、私は厚いグリップでのスライスサーブは勧めません。
くどいようですが、スライスサーブは簡単にボールに回転をかけれるため、初心者さんにはオススメのサーブです。
ただし、そこから確率を100%近くまで上げるにはかなりの努力が必要ですが。。。
(それで結局私はスピンサーブの練習を始めました)
羽子板サーブの前にぜひスライスサーブを試してください。
回転をかける感覚がつかめれば、スピンサーブに移行してしまうのもアリだと思います。
「スライスサーブ」で検索するだけで、いろいろなサイトが見つかります。
そちらの方が詳しいとは思いますが、私なりに書いて見ます。
スライスサーブは身体的にも、技術的にも、やさしいサーブです。そのため、最近テニスを初めた、もしくは再開した人にオススメのサーブです。
本当にすぐに回転のかかったサーブを打つことができます。
スピンは腰に、フラットは肘に大きな負担がかかりますが、
スライスはこれらのように体への大きな負荷がかかりにくいサーブです。
人間の腕は本来、横に向かってついています。
(たしか、どこかのブログに書いてあったような?)
そのため、腕を耳につけて振りおろすとき、横側に振り下ろすのが一番素直な形なのだそうです。
スライスサーブはこの腕を横に振り下ろす動作が基本です。
スピンも、フラットも腕を振り下ろす方向は基本的に体の前方向に振り下ろします。
では、技術的な部分に関してですが、
0.グリップはコンチネンタルグリップもしくはフォアハンドイースタン。
スタンスはスクエアかもしくは若干クローズドにかまえる。
1.トスを上げる位置は左手を肩から30度くらい上げた時の手のひらの真上。
要は工夫なしで素直に上げてください。
2.ボールの右側をりんごの皮をむくイメージでインパクト。
3.フォロースルーは左脇向かってに振り抜く。
回転をかけるサーブのため、フラットを打ったときのしっかりとあたる打感ではなく、「ジョリッ」っといった感じのこする打感になるはずです。
以下にトラブルシューティングについて並べます。
1.ネットが多い。
トスをもう少し、コートに向かって後ろ側に上げる。
2.オーバーが多い。
トスをもう少し、コートに向かって前側に上げる。
3.サイドアウトが多い。
インパクトの時、体が前を向きすぎています。
もう少し右肩を残して見てください。
4.回転がかからない
振りぬく方向を意識的により横向きにかえる。
以前書いたスピンサーブに比べると、
随分チェックポイントが少なく、易しいと思います。
ファーストとセカンドも、振りぬき方向を少し変えて、スピードと回転量のバランスを換えるだけで両方とも振りぬいて打てます。
軟式経験者や、まだ力の無いジュニアにとってフォアの厚いグリップはいつもフォアで使っているため、なんだか安心感のあるグリップかもしれません。(私も最初はそうでした)
フォアハンドイースタンより厚いグリップでも、確かにスライスサービスは打てます。
しかし、振りぬいたときに、手首に大きな負担がかかり、そのまま続けると手首の腱を伸ばす恐れがあるため、私は厚いグリップでのスライスサーブは勧めません。
くどいようですが、スライスサーブは簡単にボールに回転をかけれるため、初心者さんにはオススメのサーブです。
ただし、そこから確率を100%近くまで上げるにはかなりの努力が必要ですが。。。
(それで結局私はスピンサーブの練習を始めました)
羽子板サーブの前にぜひスライスサーブを試してください。
回転をかける感覚がつかめれば、スピンサーブに移行してしまうのもアリだと思います。
2006年06月15日
素振りの効用
先日、ふぇでらさんのブログにて、
「素振りに意味がないとは言いませんが。。。。」
などコメントしてしまいました。
後で見直して、後悔しています。
「素振りに意味がないことは無い」
について補足します。
素振りには確かに効用があります。
・ラケットを振るための筋肉を鍛えることができる。
・繰り返しスイングすることで、スイングを体に覚えさせることができる。
・ボールを捕らえる打点と感覚をつかんでいれば、復習になる。
テニスを始めたばかりのころ、バックハンド、サーブが上手く打てないのは、
それらに関連する動作が日常では少なく、
関連する筋肉がボールを打つためには十分に発達していない、
もしくはそのための脳からの指令が上手くいかないことが原因の一つだと思われます。
それを補うには素振りは有効な練習だと思います。
しかし、ボールを捕らえる打点と感覚がつかめていない場合には、
間違ったスイングが体にしみついてしまう恐れがあるため、
注意が必要です。
それを防ぐには、
事前に、コーチ、もしくはある程度指導のできる人にチェックを受け、
それを鏡の前で、打点の感覚に注意を払いながら行うのは、
大変意味があると思います。
ゆえに、素振り練習を行う方は以上の点に注意して行ってください。
間違った素振りが身についてしまうと、直すのがかなり大変です。
ご注意くださいませ。
「素振りに意味がないとは言いませんが。。。。」
などコメントしてしまいました。
後で見直して、後悔しています。
「素振りに意味がないことは無い」
について補足します。
素振りには確かに効用があります。
・ラケットを振るための筋肉を鍛えることができる。
・繰り返しスイングすることで、スイングを体に覚えさせることができる。
・ボールを捕らえる打点と感覚をつかんでいれば、復習になる。
テニスを始めたばかりのころ、バックハンド、サーブが上手く打てないのは、
それらに関連する動作が日常では少なく、
関連する筋肉がボールを打つためには十分に発達していない、
もしくはそのための脳からの指令が上手くいかないことが原因の一つだと思われます。
それを補うには素振りは有効な練習だと思います。
しかし、ボールを捕らえる打点と感覚がつかめていない場合には、
間違ったスイングが体にしみついてしまう恐れがあるため、
注意が必要です。
それを防ぐには、
事前に、コーチ、もしくはある程度指導のできる人にチェックを受け、
それを鏡の前で、打点の感覚に注意を払いながら行うのは、
大変意味があると思います。
ゆえに、素振り練習を行う方は以上の点に注意して行ってください。
間違った素振りが身についてしまうと、直すのがかなり大変です。
ご注意くださいませ。
2006年06月14日
スピンサーブ
このサイトのブログを拝見していて、
最近は少し減ったかも知れませんが、
意外と多くの人がスピンサーブにトライしているようです。
私観ですが、スピンサーブはコツさえつかめば、
意外と簡単に打ててしまいます。
以下に私なりのコツを並べます。
0.グリップはコンチネンタルグリップもしくはバックハンドイースタン。スタンスはクローズド気味にかまえる。
1.トスを頭の後ろ側に上げる。
2.トスしたボールを反りながら、目で追いかける。
3.頭の後ろ側で、頭より少し高い位置で、上にある釘を打つイメージで振り上げてインパクト。
4.インパクトするときに、右足をおなかにひきつける。
5.フォロースルーは右斜め前に振り抜く。
これで、スライスでない回転系のサーブができたら、一歩前進です。
以上が基本的な動作です。
以下にトラブルシューティングを並べます。
1.ボールがネットまで飛ばない。
トスをもう少し、コートに向かって後ろ側に上げる。
2.オーバーが多い。
トスをもう少し、コートに向かって前側に上げる。
3.回転がかからない
振りぬく方向を意識的により上向きにかえる。
4.スライスのようなサービスにしかならない。
そのサービスは「トップスライスサーブ」というそうです。
もう少し、反った状態で我慢して、打点を落としましょう。
十分に打点を落とせれば、バウンドがツイスト方向に変わります。
スピンサーブは腰への負担が大きいサーブだと思います。
腰に不安のある人にはオススメできません。
肘だけでなく、腰の調子と相談しながら、練習してください。
画像のイメージが欲しいかたは、男子プロのセカンドサービスからイメージするのが良いと思います。
最近ではないですが、P・ラフター、J・クーリエ、S・エドバーグらが私のイメージするお手本でした。
最近だと誰が良いのでしょうか?
やっぱり、フェデラーなのかな?
最近は少し減ったかも知れませんが、
意外と多くの人がスピンサーブにトライしているようです。
私観ですが、スピンサーブはコツさえつかめば、
意外と簡単に打ててしまいます。
以下に私なりのコツを並べます。
0.グリップはコンチネンタルグリップもしくはバックハンドイースタン。スタンスはクローズド気味にかまえる。
1.トスを頭の後ろ側に上げる。
2.トスしたボールを反りながら、目で追いかける。
3.頭の後ろ側で、頭より少し高い位置で、上にある釘を打つイメージで振り上げてインパクト。
4.インパクトするときに、右足をおなかにひきつける。
5.フォロースルーは右斜め前に振り抜く。
これで、スライスでない回転系のサーブができたら、一歩前進です。
以上が基本的な動作です。
以下にトラブルシューティングを並べます。
1.ボールがネットまで飛ばない。
トスをもう少し、コートに向かって後ろ側に上げる。
2.オーバーが多い。
トスをもう少し、コートに向かって前側に上げる。
3.回転がかからない
振りぬく方向を意識的により上向きにかえる。
4.スライスのようなサービスにしかならない。
そのサービスは「トップスライスサーブ」というそうです。
もう少し、反った状態で我慢して、打点を落としましょう。
十分に打点を落とせれば、バウンドがツイスト方向に変わります。
スピンサーブは腰への負担が大きいサーブだと思います。
腰に不安のある人にはオススメできません。
肘だけでなく、腰の調子と相談しながら、練習してください。
画像のイメージが欲しいかたは、男子プロのセカンドサービスからイメージするのが良いと思います。
最近ではないですが、P・ラフター、J・クーリエ、S・エドバーグらが私のイメージするお手本でした。
最近だと誰が良いのでしょうか?
やっぱり、フェデラーなのかな?